2016年01月14日

2016年初頭は、”がら”

★2016年は年明け早々、株価の大幅下落が続いています。日経は一旦17,000円を割り込んでの474円安。昨年の20,000円からはこれで概ね3,000円落ちています。これまで何度か見たことのある風景です。昨年来、何度か危ない場面はありましたし、未曾有の空売り比率から見ても、この場面は待っていた人にとっては、ようやく来たかというところでしょう。中国バブル崩壊、資源国バブル崩壊です。

★これが中国政府の言うソフトランディングで終わるのか?ハードランディングになるのか?したり顔で語るエコノミストの方々がおりますが、そんなもんあてにならないのは歴史が証明済みです。結論は、誰にもわからないのです。というか、ヘッジファンドやら政府系ファンドやら、あるいは中国政府やらが各相場参加者が全身全霊をもってガチバトルを行うのです。プロ野球の試合前に、この試合の勝者はどちらか、としたり顔で語ってもあまり役にたたないのと同じ事です。

★短期的には需給が優先します。投げるべき人が投げきったところが当面の底です。アベノミクスが始まって3年経過しました。これまでも急落は何度かありましたが、本格的な調整相場入りは初めてですので、しばらくは投げ続ける人が多いでしょう。

★さて、今回の急落ですが、私は陰謀話が嫌いではないので想像半分で書きますが、アメリカが周到に仕掛けた説に1票投じます。利上げをしたら新興国からドルが吸い上げられることはわかっていたことです。アメリカ産原油の輸出を解禁し、イランの経済制裁を解除すると原油がだぶつき、原油価格が急落することはわかっていたことです。中国が世界中で資源関連施設やらに投資していることも、ロシアが原油と天然ガス輸出に頼っていることもわかっていたことです。特に中国脅威論が増えていて、まもなくアメリカの覇権が地に落ちる、と強調されすぎていたのも気になりました。アメリカは、自国がある程度傷つくことも覚悟で、中国相手に経済戦争を挑んでいる、、ような気がします。人民元を売り崩しにかかっていますよね。中国からのキャピタルフライトを誘導しているのではないでしょうか?某中国のSさんも、脇が甘いというか、前近代的というか、権力闘争と自己の権威付けに執着するあまり、大局観とグローバルな視点を欠いていた、という気がしてなりません。人権に対する考え方や、周辺国への尊大な態度、金で覇権を得ようとすること見え見えの態度も不興をかったのでしょう。もう少し上手く立ち回れば今回の事態はもう少し防げたような気がします。。最も厚顔無恥なヨーロッパも、用が済めばサウジアラビアや中東を見捨ててしまうアメリカもどうか、と思いますが。。

★日経平均は、16,930円でダブルボトムを形成するのか、底抜けするのか、がとりあえずの見所ですが、どうでしょうか?私はいろいろ多忙を極めておりますので、とりあえず今は相場に参加しませんが、しばらくは相場の動向を追ってみたいと思っています。
posted by est at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 相場雑感 | 更新情報をチェックする
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